にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

次女

月480円で手軽に使える子どもみまもりサービスが便利!

今春次女が小学校へ入学しました。 時間通りに通学路を通り登校できるのか? 予定通り学童保育や習い事等へ行っているのか? 心配はつきません。 子どもの安全管理のためにキッズ携帯を利用されるご家庭も多いと思います。 けれどもうちの場合、大手携帯電話…

ADHDの子どものとっさの嘘と嘘をつく理由

娘たちは不注意の傾向があるため、忘れ物対策は常に講じています。 毎日のやるべきことについては紙に書いて壁に張り、それでも忘れるので大事なことは何度も注意喚起をする等していますが、それでも忘れ物はします…。 忘れ物しないためには私が全て隅々まで…

箸の正しい持ち方を子どもに教えるための三点支持箸

ある日、小2長女も年長次女も箸を正しく使うことができないことに気づきました(泣)。 正しい箸の使い方ができれば大概の家庭料理を箸で口に運ぶことができるので便利だと思います。 けれども、娘たちは箸がうまく使えないのでスプーンを使うことが多いです…

次女の卒園〜元気で明るく育つのが一番です

先日、次女の卒園式がありました。 次女がこの保育園に入園したのは、ちょうどADHDの傾向があると病院で診断されたばかりの頃です。 そのため、この保育園と次女との思い出は発達障害の診断とセットになりがちなのが残念。 「保育園に入った頃はこんなに…

インチュニブ増量の効果と聴覚過敏

次女がインチュニブの服薬を初めて早数か月。 最近の服薬に関する状況について書きます。 次女のインチュニブ開始用量は1mgでした。 次女の体重(約20㎏)によって定められた「用法・用量」は次の通りです。 ・開始用量 1mg ・維持用量 1mg ・最…

シングルタスクと視機能の弱さ

次女がインチュニブ の服用を始めて1ヵ月が過ぎました。 主治医や言語療法士等医療支援者の目論見通り、言語療法、作業療法の訓練は落ち着いて取り組むことができているようです。 各訓練に落ち着いて取り組むことができるようになったため、「本来できるこ…

インチュニブ2週目の効果

とうとうインチュニブ(ADHD治療薬)服用開始から2週間が経ちました。 とは言っても1週目を過ぎても、家庭では大きな変化はみられず事細かに次女の様子を見る意欲は格段に失せましたww(←おい!) 保育園担任の話 服薬後の次女の保育園の様子を次女の担…

日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査&日本感覚統合インベントリー

先日次女が「日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査」を受けました。 作業療法の訓練内容に反映させるために年に1~2回受けています。 この検査は、感覚運動、言語、非言語的認知能力など、発達全般にわたる全26項目の評価項目によりなる就学前幼児(2歳…

インチュニブ1週目

次女がインチュニブ(ADHD治療薬)の服用を始めて1週間が経ったのでその経過について書きます。 1日目 インチュニブは「傾眠」(眠気が出る)の副作用があるため、1日1度の服薬は夕食後です。 そのため、服薬1日目と言うのはこの記事では服薬開始日の翌日と…

6歳の子がインチュニブ(ADHD治療薬)飲み始めました

次女(ADHD診断あり)が6歳になりインチュニブを飲み始めました。 ①何故服薬することになったのか ②インチュニブはどんな薬? ③服薬後の本人の変化(次回以降に書きます) 等について書いていこうと思います。 ★目次★ 成長と共に特性の表れ方が目立ってき…

朝の準備ができないADHDな次女に「朝のしたく表」再び...

お久しぶりです。 久しぶりの記事更新。 今回は、ここ1カ月でメキメキと困り事が増えてきた次女(ADHDの診断有)についてです。 次女は年長になり、就学を意識せざる得ない年齢となりました。 ところが、 ・友だちと上手く遊べない。 ・ルーティンワー…

通常学級在籍の発達障害児が受けることのできる特別支援教育

発達障害児の場合、その子の特性によって通常学級、特別支援学級(以下「支援級」)どちらが適切な就学先なのか判断がつかないことがあると思います。 また、各学校(またはその年度・地域)によって、通常学級在籍で発達障害児が受けることが可能な特別支援教育…

忘れ物を防ぐ機能的でオシャレなランドセル

来年入学の次女のためにランドセル選びをしています。 「ラン活」という言葉が産まれるほど、年々人気あるメーカーほど売り切れる時期が早期化し、購入が難しくなっているようで、遅くとも6月下旬には決めたいものです。 実は、当初どのランドセルも大きな…

通常級&通級へ就学予定のADHD次女の就学前スケジュール

とうとう次女の入学まであと1年…。 一斉指示が通らない、刺激に弱く集中力に欠ける、言語能力が凹等多々不安な面がある次女。 今のところは通常級&通級に就学予定です。

娘たちの成長と支援の断捨離?

新年度を迎え、長女は2年生、次女は年長になり、姉妹とも担任が変わりました。 こちらはどうなる事かと心配していましたが、本人たちはいたって通常モード。 本人たちが成長した?それとも新担任の力なのか…。 いずれにしろこの1年、娘たちはいつの間にか…

子どもの語彙力アップのために購入した本(マンガ好きな子向き)と生活語彙力の問題

普段、小一の長女とかわす日常会話では「通じているのかな?」と思うことが度々あります。気にはなっていたけれど、 まさか「体重」の意味を知らなかったとは!! 漢字練習で「体重」という言葉が出てきたので、念のため「体重の言葉の意味知ってる?」と小…

子どもに読書習慣をつけるためのツール『親子でかこう!100さつ読者日記』

子どもに読者習慣をつけたい!楽しく本を読んで欲しい!と考えている方には全力でオススメしたい「読書日記」があります。 最近我が家では、子ども用二段ベッドを購入し、親子別に寝るようになったので、絵本の読み聞かせの頻度が減りました。 そのため、別…

仲間はずれにされた次女

先日、自宅に次女と同じ年中の子2人、1歳の子1人、小学校3年生の子が1人遊びに来てくれました(全員女児)。 途中、大人と小学生の子らがカードゲームで盛り上がり、未就学児の子らは未就学児だけで遊んでいたようです。 カードゲームで盛り上がっている…

2度目のK式発達検査〜その結果と報告書

先日次女は2度目の「新版K式発達検査2001」(以下「K式発達検査」と言います。)を受けました。 一度目は次女が3歳2カ月の時に、今回は4歳5カ月の時です。 一度目は発達障害の診断をするための参考として受けたものであり、今回は個別療育を受け…

きょうだいゲンカへの対応と長女のモヤモヤを大きくしない方法。

相変わらず6歳長女と4歳次女のきょうだいゲンカに頭を悩ませています。 原因はおもちゃの取り合いや遊びの中での行き違い等、どちらが悪いと言及できる内容のケンカはありません。 1日に何度も喧嘩をするうえ、ひどい時は長女が次女の顔にけがをさせるこ…

「好きなこと」をやめることができない子どもたち〜タイマーを利用する方法と言葉がけの工夫

自分の思ったとおりにやりたい、好きなことを続けたいという「こだわり」は、発達障害の子どもにはよく見られる特性だと思います。 かといって、発達障害の子どもが全て「こだわり」が強いという訳でもありませんし、こだわる対象は子どもによって異なります…

きょうだい喧嘩〜親は裁判官になる必要はない。大切なのは子どもの気持ちを尊重すること。

近頃、年少次女の言葉の発達に伴い、年長長女と次女のきょうだい喧嘩が激しくなりました。 些細なことから喧嘩になり、時には互いに叩く等手が出ることも多い。 きょうだい喧嘩も人間関係を学ぶ良い機会だろうとできるだけ関わらないようにしていますが、必…

発達支援に役立つおもちゃと人形遊び

もうすぐ、クリスマス。 年長長女と年少次女はサンタさんや祖父母から、自分が欲しいプレゼントがもらえるかどうかで毎日そわそわしています。 一方の私は発達障害のある娘たちの発達支援に役立つおもちゃや知育玩具が欲しい。 でも、子どもの夢はできるだけ…

発達障害者の「こだわり」を仕事・生き方へと繋げること

2013年5月に発表されたアメリカ精神医学会による『DSM5 精神疾患の診断と統計マニュアル』による、自閉症スペクトラム障害の診断基準は、AからEの5つの項目があります。 そのうち、「B」は、いわゆる「こだわり」に関わる基準です。

子どもを待たせる技術と母親の表情・応答が赤ちゃんに与える影響を調べる心理実験

集中して一気に片付けてしまいたいことがある時に、子どもに邪魔をされて、片付けたいことを中断しなければならない...。 このようなことは、乳幼児がいる家庭では日常茶飯事かもしれません。 けれども、日常的に「このタイミングで、どうしても片付けてしま…

児童デイサービスでの療育とその意義

現在、長女と次女は「児童発達支援事業=児童デイサービス」で療育を受けており、療育を始めて次女は11ヵ月、長女は半年経ちました。 今日は、娘たちが受けている日々の療育の具体的な内容と療育を始めてからこれまでを振り返り、療育を受けていることの意…

子どもの言葉の遅れの原因と作業療法

現在4歳になる次女は、今年2月に受けた発達検査の結果から言うと1歳程度の言葉の遅れがあります。 今のところ、通園する保育園では、言葉が下手なりにもお友だちとコミュニケーションは取れているようで、保育士さんには「お友達と仲良く遊べていますよ!…

「子どもの気持ちを受け入れる」前段階として、「子どもの気持ちに注目する」ということ

2週間に1度、姉妹二人を連れて、大学の臨床発達心理相談室へ通っています。 面談では主に、私が長女に対して日頃イライラしがちなところ、長女の健やかな成長を促すには、長女にどのような接し方をすれば良いか、担当教授からアドバイスを受けています。 …

毎日の生活にABAを〜発達障害児の家庭療育に求められるもの

娘たちが発達障害と診断されてから、発達障害児の療育について調べ、家庭内でも娘たちの発達の手助けになるよう「声かけ」等に気をつけています(主に後述するshizuさんの本を参考にしています)。 けれども、本やネットでいろいろ調べ、実践した療育法等が…

自然体の子ども写真〜記念撮影は屋外で

百日、1歳記念、七五三等、子どもの成長の節目には記念写真を撮影したいものです。 我が家も、長女が産まれて以後、機会を見つけて写真スタジオ等に撮影をお願いしてきました。 けれども、撮影時は、一瞬たりともじっとしていられない子どもたち。 カメラマ…