にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「子どもの気持ちを受け入れる」前段階として、「子どもの気持ちに注目する」ということ

2週間に1度、姉妹二人を連れて、大学の臨床発達心理相談室へ通っています。 面談では主に、私が長女に対して日頃イライラしがちなところ、長女の健やかな成長を促すには、長女にどのような接し方をすれば良いか、担当教授からアドバイスを受けています。 …

子どもの認知特性を知る〜認知の優位性を理解し、子育て・学習に活かすには

前記事では私たち夫婦が行った認知特性テストから、 「お互いの物事を理解したり、表現する方法が異なるがゆえに、コミュニケーションを円滑にとれない場合がある」 ということについて考察しました。 ★認知特性→外界からの情報を頭の中で理解したり、整理し…

認知特性の違いから話が噛み合わない夫婦〜視覚優位な妻VS言語及び聴覚優位な夫

ツイッターのフォロワーさんとの会話で、過去の記憶について話す時に、頭には何が浮かぶかという話をしたことがあります。 私は過去の記憶は、脳内で一枚の写真が浮かぶか、映像で再現されます。 当然、他人も同様に過去の記憶が脳内で映像によって再現され…

毎日の生活にABAを〜発達障害児の家庭療育に求められるもの

娘たちが発達障害と診断されてから、発達障害児の療育について調べ、家庭内でも娘たちの発達の手助けになるよう「声かけ」等に気をつけています(主に後述するshizuさんの本を参考にしています)。 けれども、本やネットでいろいろ調べ、実践した療育法等が…

文房具の整理整頓〜片付けられない発達障害児

子どもたちが普段使う文房具は、基本一つの引き出しにしまっています。 その引き出しは、仕切りがないため、いつもぐちゃぐちゃで、何があるのか、何が片付けられていないのかさっぱりわからない状態...。 頻繁に文房具がなくなります。 長女が勉強を始めて…

トークンシステムと朝のしたく表〜ついでに算数のお勉強も。

約1カ月前、長女のために朝のしたく表を作成しました。 始めは、長女が朝のしたく表の存在を覚えられず、こちらがしたく表を使うよう促す毎日...。 それでも、使い続けるうちに、朝のしたくが身につき、 したく表を使わずに、準備を進めることができるよう…