にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

子どもに読書習慣をつけるためのツール『親子でかこう!100さつ読者日記』

子どもに読者習慣をつけたい!楽しく本を読んで欲しい!と考えている方には全力でオススメしたい「読書日記」があります。

最近我が家では、子ども用二段ベッドを購入し、親子別に寝るようになったので、絵本の読み聞かせの頻度が減りました。

そのため、別の方法で読書習慣をつけられないものかと考えていたところ、『親子でかこう!100さつ読書日記』に出会い、なんとか途切れることなく子どもたちに読書させていますww

 

オススメできる理由

 

 
①子ども向けの良質な本が100冊載っている

子どもにたくさんの良質な本を読んで欲しいと願うところ、いわゆる名作絵本や有名どころ?の本を中心に100冊掲載されているので、本探しの手間が減り、楽チンになりました。

また「100冊読む」という設定が子どもの目標にもなります。

②シールを貼ることがモチベーションにつながる

子どもはシールを表に貼り、自分の成果を確認することが大好きですよね。

姉妹たちも「読書日記」に読書した本の表紙シールを貼ったり、親からご褒美のシールを貰えることが楽しみであるようです。

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③感想文や字を書く練習になる

この日記には「どうだった?」という欄があり、ここが読書感想を書く欄です。

字の大きさによっては、「一言感想」ですむので簡単です。

小学校1年生の長女は、自分の印象に残った箇所を文にすることが上手になりました。

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年中次女は、ひらがなを書く練習と読んだ本の振り返りをすることを目的としています。徐々にひらがなを書くことは上達していますが、思いついた感想を記憶にとどめておくことが苦手で、読書後、書こうと思いついた感想を「忘れないうちに書こう」とあせる所がいつも面白いwww

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④図書館で本を借りる経験を養える

「読書日記」の100冊の本のうち、家にあるものは10冊もなかったので、家にない本は図書館で借りています。

「読書日記」を始めてから長女は図書館で自分の図書カードを作りました。

市で一番大きな図書館では、読書日記の本のうち7割程度が蔵書されていますので、この図書館の館内検索機(子ども向け)で目的の本を探し、本の分類番号を見て、本を探しています(但し、分類番号から本を探すことは苦手で、まだ手伝う必要があります)。

図書館を気軽に利用できるスキルをつけることが、この先の学習に必ず役に立つと考えています。

 

気になる点

①図書館へ気軽に行くことができる住環境にないと、読書日記のために本を購入する必要がある。

②近所の図書館に目的の本がなければ、市内の別の図書館から取り寄せる(予約する)手続きが必要になり手間がかかる。

③100冊の本の中に対象年齢が未就学児の本も多くありますが、小学校低学年程度の子どもが使うと、どんどん読みすすめることができ達成感を得られやすい。

以上の点をクリアできる場合は本当にオススメ!

 

おわりに

姉妹のうち苦なく読書しているのは長女です。

長女の場合、目標があると頑張るタイプで、しかも読書日記を1冊終えると、1つのタスクを終えたとして、ポイントがつく(最終的におこづかいに還元される)のもモチベーションにつながるようです。

↓ 長女のタスク管理ボード(冬休み中)

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次女は、読み聞かせしてもらうことは好きなのですが、如何せん読書感想が苦手で「本を読むよ〜」と言うと「それ読書日記?」と警戒しますww

同じことをさせると、それぞれの特徴が出て面白いですね。

この読書日記が終われば、この本にステップアップしたい!