にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

子どもの言葉の遅れの原因と作業療法

現在4歳になる次女は、今年2月に受けた発達検査の結果から言うと1歳程度の言葉の遅れがあります。

 今のところ、通園する保育園では、言葉が下手なりにもお友だちとコミュニケーションは取れているようで、保育士さんには「お友達と仲良く遊べていますよ!」とは言われますが、実際は言葉が通じない・聞き取れない場面が多々あることでしょう。

このまま、言葉が遅れたままだだといつかは

「お友達と仲良く遊べなくなるのでは?」

「入学したら、授業が理解できないのでは?」

と不安に思う毎日です。

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夫に話が通じない原因〜目・耳からの情報の受取り方

以前、私たち夫婦の認知特性の違いからコミュニケーションが取りにくいといった話を書きました。

ninono0412.hatenablog.com

 ちなみに私たち夫婦の認知特性テストの結果は次のチャートの通りです。

(認知特性テストは次の書籍に掲載されていたものです〜医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

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育児ストレスの解消法と夫婦間のいたわりと友愛

現状、夫は、毎日平均10時間程度勤務し、一方私は週20時間程度在宅で働いています。
そして、我が家の家事育児につき、9割程度を私が担当し、残り1割を夫が担当しています。
家事育児の負担の程度や、お互いの適正の問題から、私が家事育児の采配をふるう役目となっていますが、そこは上手く機能していると思います。
また、お互い転職をしない限り、自分で労働時間を決める自由はないので、この役割配分にせざる得ないというのが現状です。
今の役割配分が現実的であると認めつつも、私の育児ストレスは溜まる一方。
このストレスについて今回は考えてみたいと思います。

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今話題のヨシタケシンスケさんの絵本で育児にユーモアを!

 ヨシタケシンスケさんの絵本が最近話題になっているようです。

意味不明すぎ、絵本「もうぬげない」がツイッターで話題 - NAVER まとめ 

もう ぬげない

もう ぬげない

 

 

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発達障害の孫に対する祖母の理解と考え

娘たちには、私の母、夫の母と2人の祖母がいます。

2人とも娘たちのことをとても可愛がってくれ、イベント毎にプレゼントも贈ってくれることもあり、娘たちはおばあちゃんのことが大好きです。

そんなおばあちゃんたちが、孫が発達障害だと知った時の話をしたいと思います。

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長女の精神的な幼さは発達特性か、それとも赤ちゃんがえり?

ASD(自閉症スペクトラム症)と診断された長女が、個別療育*1に通い始めた頃の話。

個別療育では、基本的に長女が自由におもちゃを選び、遊ぶことができます。

今年の5月のある日に行われた個別療育で、長女は主に音を鳴らしたり、回転させることを目的としたおもちゃで遊びました。

べビラボ アンパンマン ひらいてぴょこん!

*1:長女が通院する病院と提携する児童デイサービス

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軽度発達障害児をもつ親の障害受容

「障害受容」について考えさせられた出来事についてお話します。

ショッピングセンターへ出かけた際、長女がアンパンマンのショッピングカートをみつけ、嬉々としてとして乗り込みました(長女はASD(自閉症スペクトラム)の診断が出ています)。

↓ショッピングカート(参考:イオンモール鹿児島公式ホームページより)

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『発達障害と呼ばないで』〜"障害"ではなく"非定型発達"

本来、子どもの発達や成長というものは、一様なものではない。定型的と考えられている発達が絶対の基準というわけではない。

各人の発達プロセスは、それぞれの違いがあって当然であるし、一般に考えられている以上に、発達の仕方というものは個人差がある。

男の子と女の子という性差によっても 、発達の仕方はかなり違ったものになってくるし、その子のもって生まれた遺伝的形質によっても、異なるタイプの発達の仕方をする。

ところが、発達障害という考え方が行き過ぎると、平均的な、いわゆる定型発達が、本来期待される健常な発達であり、そうでない発達の仕方は、発達に問題の生じた”障害”であるという見方になってしまいかねない。

(『発達障害と呼ばないで』5〜6頁)

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子育ての基本は子どもを甘やかすこと。

次女に、そして長女に発達凸凹があることがわかってから約1年。

この1年は、発達障害について学習するために本を読み、そして専門家と繋がりを求めと、いろいろ情報収集しているうちに瞬く間に時は過ぎ、疲れを感じる暇もありませんでした。

ninono0412.hatenablog.com

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アナログゲームでコミュニケーション療育〜ねことねずみの大レース

長女は、コミュニケーションスキルに乏しく、自分の気持ちを相手に伝えることも、他人の気持ちを想像することも不得手です。

さらに、感情のコントロールも難しく、見通しがつかなかったり、自分の思うとおりにならないと、不安や怒りを感じやすく、トラブルが頻発します。

それでも、長女はお友達と遊ぶのは大好き。

常に人との関わりは求めている。

そんな長女に家庭で気軽にできるコミュニケーショントレーニングはないかと探していたところ、「アナログゲームを用いたコミュニケーション療育」を紹介しているブログを見つけました。

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