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にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

「百ゼロ思考」と嘘の関係

最近長女が毎日のように嘘をつくので困っています。

嘘の内容はほとんどが取るに足らない内容です。

「嘘は子どもなら誰でもつくよね」と思う方もいるとは思います。

けれども、長女の場合、生来的に「嘘をつかない方が、状況が悪化しない」ことに気づきにくいため「嘘をつかなくて済む方法」を教えようと日々奮闘しています。

 

パターン1「つい忘れる」

例えば、帰宅後に手を洗っていないのに「洗った」と嘘をつくことがあります

けれども、広い家に住んでいる訳ではないので手を洗ったかどうかは水を流す音がしたかどうかでわかります。

 

「洗ってないから洗って」と否定的に言うよりは、「洗った?」と聞いた方が良いと思うのですが、結果嘘をつかれ、嘘は良くないと注意する羽目になる。

 

声かけの方法は難しいですね。

 

この場合、娘に「手を洗いたくない理由」は特にありません。

ただ、忘れていただけ。

帰宅直後はいろいろやることが重なるので忘れてもしょうがないので、それで長女を責める気はさらさらない。

 

ただ、長女に気づいて欲しいのは、

①長女の嘘で相手を誤魔化すことは難しい

②「忘れてた!今するね。」と言えば済む

ということ。 

今は、「忘れていたら、今からすれば済むことなんだよ」と繰り返し伝えているけど、なかなか「今するね!」の一言を言う事自体が難しいようです。

 

忘れていても「忘れていた!今するね!」と言えば解決するという成功体験を積み重ねられるよう導きたいと日々奮闘中です。

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パターン2「勉強をやりたくない」

何らかの理由で「勉強は大変だからしたくない」という気持ちが長女に起こることは理解できます。

けれども、「やった」と嘘をついても、やったかやっていないかはテキスト等を確認すればわかること。

「(勉強を)やりたくなければその気持ちや理由を話したり、お母さんに相談して欲しい」と伝えています。

 

自分の気持ちを言語化することが苦手な長女にとって、これは難易度が高い。

けれども「自分が困った状況の時に相手にそれを話すことで、解決できることもある」ことを学ぶことは大切です。

そこで、今は長女にやりたくないことがあるのであれば、妥協案(後から勉強する、量を減らす等)をいくつか出し、長女にそれを選択させるようにしています。

 

*スマイルゼミがお気に入りの長女。勉強した分だけ専用タブレットの付属アプリ等で遊べるという目的があると勉強ははかどります。

 

嘘は「百ゼロ思考」が原因?

例えば、長女がタスクをスムーズに行うためにタスク表を作って、視覚的に理解させることも一つの方法だけれど、長女の場合は別の特性の問題が大きいと考えています。

それは「百ゼロ思考」の問題。

 

①やるべきことをしなかった=自分はダメな人間」(ゼロ)

②やるべきことをした=自分は良い人間(百)

長女はこの二択しかない「百ゼロ思考」。

ゼロに陥ることをおそれる長女は、嘘をつくことで百の人間でいようするのかもしれません。

 

そのため「謝ったり、やらなかった理由を言えばどうにかなることもある」という中庸的な考えが浮かばない。

 

さらに、メタ認知がついていないために「嘘をつくことで自分や相手に与える影響」を考えることができない。

 

メタ認知は一般に10歳位までにつくことが多いようです。

長女は今8歳なので、メタ認知の問題についてそこまで焦る必要はないのですが、おそらくその育ちはゆっくりだと思うので、今から支援者の助けもかりて、サポートしていきたいと思っています。

メタ認知メタにんち)とは認知を認知すること。人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。それをおこなう能力をメタ認知能力という。

参考:メタ認知 - Wikipedia

 

おわりに

百ゼロ思考を解きほぐすには「中庸的な考えや方法をとっても(自分にとって)問題なかった」という経験を積み重ねることが大切。

時間のかかることだとは思いますが、通所する放課後デイでもいろいろ長女の弱さを熟知しサポートしてくれています。

 

今後 家庭では、長女が物事をやったかやらないかで自己評価しないような声掛けを工夫していきたいと思います。

 

 

ninono0412.hatenablog.com

 

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