にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

「今日どうだった?」と聞かれ困る人は、それが「コミュニケーション」だと気づいていない!?

遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。

今年もぼちぼちブログを更新していきたいと思います。

 

最近ツイッターでふと目についたツイがありました。

https://twitter.com/azako0310/status/683630335414816769

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今年私が読んだ本(主に発達障害関係)で1年を振り返る

この1年は子どもに発達障害の診断がおり、「発達障害」とはなんぞや?と図書館で本を借りることや本を買うことが増えました。

また、いわゆる発達障害関連本だけではなく、これまで持っていた育児本も読み直しをし、自身の育児を見直すこともありました。
今年はこれらの本について思い出すことで、1年を振り返ることができそうです。
今回は、その中でもブログを読んで下さる方(特に子どもの発達障害について初めて調べようとしている方)にお勧めの本をご紹介したいと思います。
 

不登校気味、摂食障害となった中学生時代について「他者視点」・「自尊感情」から考える

知的発達に遅れのない自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠陥・多動性障害等の子どもたちの中には、思春期以降に自分のとりまく環境に対して二次障害等不適応的な状態(不登校・いじめ等)になる子がいると思います。

私も中学生時代に不登校気味・摂食障害になった経験があります。

それが発達障害の二次障害であるかどうかは今となってはわかりませんが、私は、今年、医師に自閉症スペクトラムの傾向があると言われたので、そうだったのかもしれません。

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発達支援に役立つおもちゃと人形遊び

もうすぐ、クリスマス。

年長長女と年少次女はサンタさんや祖父母から、自分が欲しいプレゼントがもらえるかどうかで毎日そわそわしています。

一方の私は発達障害のある娘たちの発達支援に役立つおもちゃや知育玩具が欲しい。

でも、子どもの夢はできるだけ壊したくない。

子どもの希望を叶えつつ、我が子の発達段階に相応しいものを与えたいと非常に悩ましいところです。

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子どもが進んで「お片づけ・おしたく」をしてくれるアプリ「できたよタイマー」

子どもの毎日の朝のおしたくやお片づけ等。

声かけ無しで始めたり、決められた時間までに終えることがなかなかできず、毎日「早くしてー!」と叫び、イライラしがち。

 

年長の長女は、朝のしたく表を使うことで、朝のおしたくを一通り覚えたようです。

ninono0412.hatenablog.com

 けれども、出発時間までに全てを終わらすことができるよう時間の管理をすることは難しい。

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発達障害者の就職~職業訓練を経て一般就職した事例

ADHD(注意欠陥・多動性障害)を持つ若者が養護学校を卒業し、職業訓練を経て大手スーパーに契約社員で就職した話を聞く機会があったので、今回はこの話をご紹介したいと思います(個人が特定されぬよう一部曖昧な表現を使用しています。)。

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発達障害者の「こだわり」を仕事・生き方へと繋げること

2013年5月に発表されたアメリカ精神医学会による『DSM精神疾患の診断と統計マニュアル』による、自閉症スペクトラム障害の診断基準は、AからEの5つの項目があります。

そのうち、「B」は、いわゆる「こだわり」に関わる基準です。

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子どもの他害行為、子どもと一緒に解決法を考えてみた。

長女は週1回、英語教室に通っています。

先日、担当の先生に「長女がお友達を叩くことがある」との報告を受けました。

長女は、保育園でもお友達を叩くことがたまにあるため、頭を悩ませていたのですが、やはり英語教室でもそれは起こっていたのでした。

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子どもを待たせる技術と母親の表情・応答が赤ちゃんに与える影響を調べる心理実験

  集中して一気に片付けてしまいたいことがある時に、子どもに邪魔をされて、片付けたいことを中断しなければならない...。

このようなことは、乳幼児がいる家庭では日常茶飯事かもしれません。

けれども、日常的に「このタイミングで、どうしても片付けてしまいたい!」と思う用事はあります。

そんな時はできれば子どもに邪魔はされたくない...。

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児童デイサービスでの療育とその意義

現在、長女と次女は「児童発達支援事業=児童デイサービス」で療育を受けており、療育を始めて次女は11ヵ月、長女は半年経ちました。

今日は、娘たちが受けている日々の療育の具体的な内容と療育を始めてからこれまでを振り返り、療育を受けていることの意義について考えようと思います。

そして、この記事がお子さんに療育を受けさせることについて悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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