インチュニブ2週目の効果
とうとうインチュニブ(ADHD治療薬)服用開始から2週間が経ちました。
とは言っても1週目を過ぎても、家庭では大きな変化はみられず事細かに次女の様子を見る意欲は格段に失せましたww(←おい!)
保育園担任の話
服薬後の次女の保育園の様子を次女の担任に確認しました。
担任「特に変わった様子はないですねぇ…」
やっぱり。
家で大きな変化がないのであれば、保育園で変化があるということもないだろう。。
そして、もともと多動や他害で問題となっていた訳でもなし(「多動」の特性はあります)。
また、保育園なので我慢して着席していなければならない状況もありません。
けれども、次女が困っていることが一つあります。
遊びの途中でハイテンションになり過ぎて友だちに対して一方的な関わり方や衝動的な行動をしてしまい、友だちとトラブルになること。
これについては、服薬を始めた後もちょこちょこ問題になっています(泣)。
「衝動性」に効果はある?
以前ブコメで同じくインチュニブを服用しているお子さんの保護者の方から
「衝動性には効果がないと思う。」
と教えて頂きました。
現在、保育園児次女の困り事は「衝動性」がメインなだけに「衝動性」にインチュニブが効いていないのであれば残念です。
けれども、ひとつ衝動性が抑えられるようになったのかな?と感じた出来事がありました。
ある日、大きな公園へ遊びに行った日のこと。
大きな公園は気兼ねなく体を思いっきり動かして遊ぶことができて良いのですが、普段次女は一瞬目を離すとどこかへ行ってしまいプチ迷子になることが良くあります。
けれども、その日はいつものように親から離れていってしまいません。
「どうしたの?」と聞くと
「迷子になったら困るから一緒に来てよ!」と次女が言うのです!
後先考えずに行動を起こさず、親から離れた場合に起こりうるデメリットを考えられたことに本当に驚きました。
作業療法と言語療法の様子
もともと病院での作業療法及び言語療法の訓練に次女が落ち着いて取り組めず、訓練の効果が定着しにくいということが主治医の投薬判断のきっかけでした。
服薬1週目の段階では、次女に大きな変化はなく、各訓練はいつも通り捗らなかったようです。
しかし、服薬2週目の言語療法の後、言語療法士から
「別人のようでした。さくさくと訓練できました!」
と言われました。
やはり「訓練」という学びの場では一定の効果はあったよう。
(家では別人のように感じるほどの変化はありませんがww)
主治医からも
「前だったら、(次女)ちゃんが近くにいたら(騒がしくて)スグにいることがわかったのに、服薬後はすぐには気づかないくらい大人しくなったねぇ」
と言われました。
そう言われてみると、大人しく待つことが増えた気もします。
つまり、服薬後は以前より落ち着きある行動がとれるようになり、学びの場では学ぶことに集中しやすくなったようです。
服薬前、主治医は服薬が必要な理由について次のように説明しました。
一般的に就学前は、いろんな分野で学びや体験を深め入学に備えるものだけど、今の次女ちゃんの状態だと、何かを学んでもすぐ忘れてしまいその場限りになっている可能性がある。
けれども薬を使う事によって学んだことを定着化させる効果がある。
次女の場合、主治医が期待する効果は出ているようです。
今後
次女は服薬後、学びの場(作業療法等)で落ち着いて学ぶことができるようになりました。
そうであれば主治医が言うように
「薬を使うことによって学んだことを定着化させる効果がある。」
ことを期待して今後も様子をみていこうと思います。
児童デイサービスや保育園では、衝動的に行動しがちな次女に丁寧に人との関わり方を指導してもらっているので、その指導効果もあがってくると良いのですが。
おわりに
服薬前は服薬の子どもへの影響は如何ばかりかと不安な気持ちでいっぱいでした。
けれども、次女の場合、びっくりするような大きな変化もなく、(今のところ)マイルドで限定的な効果の表れ方です。
主治医が言った
「(薬を)飲んでみないと(薬がその子にどのように作用するかはっきりと)わからない」という言葉を実感しています。
今のところ、次女は週1回作業療法等のため通院しており、その度に主治医の診察を受けることもできるので、今後も次女の様子を主治医に報告・相談し、継続的に次女の投薬について(必要の有無も含め)考えていきたいと思います。