にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

発達障害特性

発達凸凹が大きい「普通の人」の育児〜私たち夫婦の場合

私は、診断はつかないものの、自閉症スペクトラム症(ASD)の傾向があるようです。 けれども、一応「普通の人」というカテゴリの中で生息しています。 夫も、素人目には不注意型のADHDの発達障害特性(以下「特性」といいます。)があるように見えま…

子どもが言うことをきかない!でも、それは「子どもを待てない」大人の課題?

Twitterでフォローさせて頂いているダイス先生とまうどんさんの素晴らしいコラボブログが先日アップされました。 このマンガブログには育児中の全ての方に読んで頂きたい内容がギュッと詰め込められています。 その中でも、私が深く内省した言葉がこれ。 「…

不登校気味、摂食障害となった中学生時代について「他者視点」・「自尊感情」から考える

知的発達に遅れのない自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠陥・多動性障害等の子どもたちの中には、思春期以降に自分のとりまく環境に対して二次障害等不適応的な状態(不登校・いじめ等)になる子がいると思います。 私も中学生時代に不登校気味・摂食障害…

夫に話が通じない原因〜目・耳からの情報の受取り方

以前、私たち夫婦の認知特性の違いからコミュニケーションが取りにくいといった話を書きました。 ninono0412.hatenablog.com ちなみに私たち夫婦の認知特性テストの結果は次のチャートの通りです。 (認知特性テストは次の書籍に掲載されていたものです〜医…

言葉を「字義通り」に捉える長女〜自閉症スペクトラム障害の一特性

「コミュニケーション」は、 ①「言語的コミュニケーション」 ②「非言語的コミュニケーション」 の二つが組み合わさることで成り立つことが多いと思います。

想像力の欠如から、他人の気持ちがわからない

発達障害特性の一つとして「想像力の欠如」があります。 この特性は、日常生活や社会生活の様々な場面で、本人の困り事を増やす原因になりがちです。 長女は、5歳10カ月に受けた発達検査から、左右等の認識力が3〜4歳程度と劣っていることがわかってお…

夫婦間における「察する」とは〜発達凸凹夫婦の場合

先日次のようなツイをしたところ、関心を示してくれた方が多いのに驚きました。それぞれのご家庭でいろいろ感じることがあるのでしょう。 夫は特性から「察する」ことはできない人だと理解して以来、私も夫に関することは「察しない」ことにした。「私はして…

ASD傾向があって良かったと思うことはあるのか?

はじめに 表題をテーマに思考を巡らすと何かポジティブな発見があるかもしれない可能性にかけて、このお題に挑戦しようと思います。 と言いつつ、このテーマについては、かれこれ5日間程度考えています。 何故ならASD(「自閉症スペクトラム症)傾向があ…