にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

次女の卒園〜元気で明るく育つのが一番です

先日、次女の卒園式がありました。

次女がこの保育園に入園したのは、ちょうどADHDの傾向があると病院で診断されたばかりの頃です。

そのため、この保育園と次女との思い出は発達障害の診断とセットになりがちなのが残念。

「保育園に入った頃はこんなに小さくて可愛かったよね♡」と思うのが一般的ですよねぇ。

 

その頃、私は自分の娘が発達障害と診断されたことに混乱していた時期だったこともあり、様々な情報を集めてはその情報にネガティブな気持ちになっていた毎日だったと思います。

 

例えば「保育園に入所決定した子どもが発達障害だと知った保育園がその子どもの入所を断った」という昔のニュースを知って、いてもたってもいられなくなり、区役所や次女の保育園の園長に次女は入所できるのかと確認をしたこともありました(もちろん入所できました)。

あの頃は随分気の休まらない毎日を送っていたと思います。

 

バタバタの卒園式朝

長女が2年前に同じ保育園を卒園したこともあり、次女の服も自分の服も2年前と同じという適当母。

そんな適当ぶりなので当日朝も出発が遅刻ギリギリの時間に!

保育園に着いた時に気づけば、雪の降り積もった寒い朝だったにも関わらず、次女は上着を何も着ていないし、夫もまさかのノーネクタイで場に相応しくない色のワイシャツ着ていました...(まさかのクールビズ!)。

やっぱり、ADHDな家族を引率するのであれば余裕を持って準備しないとダメですねぇ。

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卒園式の次女

卒園式の次女は緊張気味でしたが、特に気になる行動をとることもなく随分と成長したと感慨深いものがありました。

それでも次女らしさを発揮した場面はあって、園長先生のお祝いの言葉で「学校へ行く道はもう覚えたかな?」という問いかけに「まだ覚えてなーい!あっ…(声を出さない方が良いことに気づいた)」と反応し、笑いを誘っていました。

 

そんな様子を見ていると、今まではADHDな次女が保育園で楽しく過ごせているのか成長しているのかと心配ばかりしていましたが、

「こんなに元気に立派に成長して本当に嬉しいなぁ」という気持ちしかなく、「健康に明るく育ってくれるだけで十分だわ」という気持ちでいっぱいになりました。

 

おわりに

とは言っても小学校入学すれば保育園とはまた違う厳しい環境に置かれる次女。

また心配したり、怒ったりせずにはいられない毎日が始まります。

けれども何かの折に「健康で明るい次女であれば十分だ」と卒園式の気持ちを思い出すことができれば、穏やかな気持ちを取り戻すことができるかもしれない!

と思いブログにしたためました。

そして、次女がこれまで保育園で伸び伸びと楽しい時間を過ごすことができたのは保育園の先生方のおかげです。

各担任の先生、園長先生には感謝してもしきれません。

本当にありがとうございました。

 

 最後に

何はともあれ、次女ちゃん卒園おめでとう!

これからも一緒に頑張ろうね!