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にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

簡単にできるトークン表~こどものルーチンワークを視覚化する

現在、小1の長女のトークン表(「トークンエコノミー」*を利用した表)は

① 毎日のやるべき事(明日の準備等)を確認する

② やるべき事を遂行するためのモチベーション高める

ためのツールとして使っています。

これまでにもトークン表は使ってきましたが、現在のトークン表が一番有効に使われていると思います。

なぜかと言うと、長女が昨春入学し、やらなければならないルーチンワークが一気に増えました。

長女は小学校という枠組みに上手い具合?にはまったせいか「やるべき事は絶対にやらなければならない」といった気性なので、長女にとってトークン表が都合の良いツールとなったのです。

*トークンエコノミー」とは、子どもの「目的とする行動(強化したい行動)」が達成される度に、ポイントを付与し、このポイントが一定量に達すると、あらかじめ決められた「ご褒美」と交換できるシステムです。主に幼児や障害児の教育に利用されます。

 

簡単トークン表の作り方

簡単に、安く、短時間でできるよ!(たぶん…)

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★ 材料の購入場所~100均(キャン・ドゥ)

★ 材料

  ①ホワイトボード

  ②マグネット4個セット×2

  ③ホワイトボード用ペン

  ④マスキングテープ(以下「マステ」、無くても良し)

  ⑤ラベルライター(無くても良し)

★ 材料購入費用

    私は上記①~③を購入したので約400円かかりました(残りの材料は自宅にあった物を使用)。

★ 作り方

①ラベルライターでワークを印字し、マグネットに貼付(ラベルライターがなければ、「マステに手書き」でも良い)。

②ホワイトボードを必要な枠に応じてマステで区切る。

③枠ごとに見出し等をラベルライターで作成し、マステに貼る。

④(やりたかったら)ボードを可愛らしい雰囲気にするため、ボードの外枠にマステを貼って飾り付け。

 

★ ポイント

①曜日毎に獲得ポイントを記載する欄を作成。

ワーク1つにつき10ポイントなので日々どれだけワークを達成したかわかりやすい。

②「がんばったね!」のマグネット

内容を問わず長女の頑張りを評価した時に使う。親にポイントつきで褒められると長女は嬉しさ倍増らしい。

③やったこととやっていないことが一見してわかる。

ワークを行う前は「これから」の欄にマグネットが置かれてあり、ワークを終えるとマグネットを「できた」の欄に移動させる。

④10ポイント=10円のお小遣いを付与

当初ポイントの価格設定が高すぎないかと悩みました。けれども、娘と買物に行く度にねだられて買っていた小物(お菓子等)を自分のお小遣いで買って貰うことにしました。

そのため、親側の支出は変わらないにも関わらず、娘は好きな物を自分で自由に選んで買える喜びを得るために、言われなくてもワークをどんどんこなす訳ですから親側のコスパ高し

⑤内容を簡単に変えることが可能

マステを使うと貼ったりはがしたりが簡単。

 

トークン表が活用される理由

今まで、いくつかトークン表を作りましたが、今のところ、これが一番成功していると思います。

これまでのトークン表も、それなりの役割を果たしていましたが、長女のモチベーションには大きく貢献していなかった。

それでは、何故このトークン表が一番上手くいっているかというと、

① 報酬が大きくなった→自分で好きな物を買える金額が増えた。

実際、以前のトークン表から得られる報酬(お小遣い)だと本屋に行っても、本を買えるほどお金はない。そして、100円ショップでは購入する個数が少なければ、お小遣いで買えるけれど、欲しい物が目移りして個数を絞りきれず混乱するといった問題がありました。

けれども、ある程度の金額が手に入ることでこれらの問題が解決され、長女にとって買物が大きな楽しみとなったのです。

② やった、やっていないが確認しやすい

長女は、やったことを覚えていることが苦手なようで確認ツールとして活用しているようです。

 

おわりに

トークン表を利用するにあたって、報酬が高すぎては「報酬を目当てにしかやるべき事をしなくなるのでは…」という点を心配していました。

しかし、残念ながら、以前使っていたトークン表の報酬は今に比べると微々たる額で、報酬が低すぎるために「トークンエコノミー」の目的である「目的とする行動の強化」には繋がっていなかった…。

ところが、報酬アップすることにより、「目的とする行動(やるべき事)」=「長女の目的」となりトークン表が長女にとって利用価値のあるものになり、日を重ねる毎に目的のルーチンワークが習慣化されつつあります。

そして、前述したように親側の支出が増えておらず、その代わりに長女のお小遣いで買う物が増えたというだけで、今のところは妥当な報酬設定だと考えています。

 

*買い物に行く度に「あれ買ってこれ買って」と言われるのは私にとってプチストレスだったので、それが改善されたのは私にとって大きなメリット(但し、何でも自由に買うことを許している訳ではありません)。

 

↓これまで作ったトークン表 の紹介

【其の壱】

ninono0412.hatenablog.com

【其の弐】

子どもが自分で考えて動けるようになる「トークン表」とは? | LITALICO(りたりこ)発達ナビ