にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

子どもが進んで「お片づけ・おしたく」をしてくれるアプリ「できたよタイマー」

子どもの毎日の朝のおしたくやお片づけ等。

声かけ無しで始めたり、決められた時間までに終えることがなかなかできず、毎日「早くしてー!」と叫び、イライラしがち。

 

年長の長女は、朝のしたく表を使うことで、朝のおしたくを一通り覚えたようです。

ninono0412.hatenablog.com

 けれども、出発時間までに全てを終わらすことができるよう時間の管理をすることは難しい。

 ちょっと、遊びに夢中になったり、ご飯を食べるのが遅くなると、急いで後のお支度をしなければ、時間までに出発できない!

こんな時に、子どもたちがすすんで楽しく行動できる素晴らしいタイマーアプリを見つけました。

 

「できたよタイマー」

できたよ タイマー

できたよ タイマー

  • Swirly Studios LLC
  • ライフスタイル
  • ¥120

子どもがやるべきタスクについて、ボタン一つでゲーム感覚を取り入れることができます。

特に時計が読めず、時間の概念がわからない年少の次女には、音または視覚で時間の進行具合がわかるため、絶大な効果を発揮します。

このアプリの使い方は二種類あります。
 
①「いそいでできるかな?」
 
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例えば「お片付け」をして欲しい時。
ボタンを押すと可愛いカエルの砂時計が現れます。
そして「いそいでできるかな?お部屋のお片付け。アヒルさんがグワッグワッと鳴く前に終わらせよう!用意スタート!」のセリフと共に音楽が流れ、砂時計も動き始めます。
 
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決められた時間内に(音楽が鳴っている間に)お片付けを終え、アプリ画面の「できたよ!」ボタンを押せばゲーム終了。
可愛いお花や動物が画面に現れ、「うさぎさんが出たよ!」と子どもたちは大喜び。
時間内にボタンを押した後に出てくるアイテムはかなり種類があるので、子どもたちは何が出てくるのかとても楽しみにしており、このおかげでゲーム感覚で楽しくお片付け等に取り組むことができています。
 
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やるべきタスクにかかる時間も、このタイマーを使うと(少々荒っぽくはなりますが)普段よりも短くなります。
と言うのも、うちは姉妹同時にタスクにとりかかることが多いので、自分の方が早く終わって「できたよ!」のボタンを押したいという気持ちがあるようですww
 
 
 
②カウントダウン
 
決められた時間までに、歯磨き、順番交代等の動作を行うことが目的です。
 
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最近、娘たちは姉妹で仲良く遊ぶことができるようになった一方で、激しく物の取り合いをするため、親の介入が必要なことも。

でも、親が介入すると譲る方は「言われたから…」しぶしぶというパターンが多く、不満を持つことが多い。
でも、このアプリでカウントダウン(音楽が流れる)され、決められた音が鳴った時に順番を譲ることができれば、自分で自主的に譲ることができたと達成感を得ることができます。
この時、私の方からも手厚く褒めると、とても誇らしげな顔をするところがとても可愛いです。
 
 

「あさとけい」

朝のバタバタした時間の中で、出発時間を考え、おしたくをすることは子どものみならず、私も大変です。
しかも、子どもが順調にお支度や朝ごはんを済ませているかの確認も必要。
そこで、このアプリ。
起床してお出かけまでの時間管理にとても便利。
特にお出かけまでの残り時間を声でカウントダウンしてもらえるのは助かります。

無料アラームあさとけい

無料アラームあさとけい

  • Recruit Holdings Co.,Ltd.
  • ライフスタイル
  • 無料

 通知される時間は次の通りです。
  1. 起床時間
  2. お出かけ時間
  3. お出かけまでの残り時間
それぞれアラーム音楽が12種類から選択できますし、曜日別にアラーム設定もできます。

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私は、お出かけ時間まで残り30分・10分・5分のカウントダウンがされるように設定しています。
残り時間のお知らせがされると時間毎に次の確認をします。
  1. 残り30分→子どもたちがご飯を食べ終えているかのチェック
  2. 残り10分→子どもたちがお出かけのおしたくを全て終えているかのチェック
  3. 残り5分→子どもたちが外出の身支度を始めているかのチェック
 
お出かけまで残り5分となり、子どもたちの身支度がはかどっていない場合は「できたよタイマー」の出番です。
 「急いでできるかな?」の「おでかけ」のボタンを押し、5分のカウントダウン。
 

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 冬場は、朝早く起きるのが辛くなったり、子どもたちがスノーウェア等着用するものが増えることで、夏場よりも朝のおしたくに時間がかかります。
 
子どもをせき立てて、気持ちや時間の余裕がないまま保育園で子どもとお別れするのは、とても後味が悪い。。。
 
けれども、こういうことが少なくなり、笑顔で子どもと別れる余裕ができたことが、このアプリを使って一番良かったことかもしれません。