にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

不安を感じやすい長女が習い事(水泳教室)に慣れるまで

現在年長の長女は年中の夏から水泳教室に通っています。 当初、長女に発達障害(自閉症スペクトラム症)の診断は出ていませんでした。 長女はもともと水遊びが大好きでしたし、水泳教室を嫌がることもなかった。 私はたったそれだけの理由で長女が水泳教室に…

きょうだいゲンカへの対応と長女のモヤモヤを大きくしない方法。

相変わらず6歳長女と4歳次女のきょうだいゲンカに頭を悩ませています。 原因はおもちゃの取り合いや遊びの中での行き違い等、どちらが悪いと言及できる内容のケンカはありません。 1日に何度も喧嘩をするうえ、ひどい時は長女が次女の顔にけがをさせるこ…

自閉症の子の将来を悲観した母親の無理心中事件【続編】〜成年後見制度を考える

前記事では、主に弁護人の尋問にて明らかにされた被告人の過去について触れました。 重度障害児の母親である被告人が数々の辛い経験を積み重ね、娘の将来を悲観するに至った経緯を弁護人の被告人尋問から書き起こした内容でした。 【事件の概要】 平成27年…

自閉症の子の将来を悲観した母親の無理心中事件〜裁判傍聴記

先日、裁判傍聴(札幌地方裁判所、裁判員裁判)に行きました。 とても不幸な殺人事件です。自閉症の娘と無理心中をはかった被告人(母親)及び被害者のことを考えて欲しいと思い本記事としました。

「愛情」「子どもへのしつけ・教育」と心理的虐待〜あるバイオリニストの一件から

先日、東京新聞が掲載した高島ちさ子さんの子育てコラムについてTwitter上で盛り上がっていました。 togetter.com

夫が子どもをきつく叱る時、妻はどうフォローしたら良いのか?自他境界の問題から考えてみた。

発達が気になる子どもの親向けポータルサイト「LITALICO(りたりこ)発達ナビ」のQ&A。 大変勉強になる話題が多く取り上げられており、折に触れて興味深く拝読しています。 中でも大変気になる質問があったのでご紹介します。

「好きなこと」をやめることができない子どもたち〜タイマーを利用する方法と言葉がけの工夫

自分の思ったとおりにやりたい、好きなことを続けたいという「こだわり」は、発達障害の子どもにはよく見られる特性だと思います。 かといって、発達障害の子どもが全て「こだわり」が強いという訳でもありませんし、こだわる対象は子どもによって異なります…

発達凸凹が大きい「普通の人」の育児〜私たち夫婦の場合

私は、診断はつかないものの、自閉症スペクトラム症(ASD)の傾向があるようです。 けれども、一応「普通の人」というカテゴリの中で生息しています。 夫も、素人目には不注意型のADHDの発達障害特性(以下「特性」といいます。)があるように見えま…

子どもが言うことをきかない!でも、それは「子どもを待てない」大人の課題?

Twitterでフォローさせて頂いているダイス先生とまうどんさんの素晴らしいコラボブログが先日アップされました。 このマンガブログには育児中の全ての方に読んで頂きたい内容がギュッと詰め込められています。 その中でも、私が深く内省した言葉がこれ。 「…

きょうだい喧嘩〜親は裁判官になる必要はない。大切なのは子どもの気持ちを尊重すること。

近頃、年少次女の言葉の発達に伴い、年長長女と次女のきょうだい喧嘩が激しくなりました。 些細なことから喧嘩になり、時には互いに叩く等手が出ることも多い。 きょうだい喧嘩も人間関係を学ぶ良い機会だろうとできるだけ関わらないようにしていますが、必…

愛着障害?娘の愛着パターンと養育態度の関係。そして、私の育ちを克服するためのある方法。

以前より、定期的に通う大学の発達心理相談室の教授から、長女の特性は発達特性というよりは愛着の問題だと指摘されていました。 はっきりとは言いませんが、長女の自閉症スペクトラム障害(ASD)の診断も教授は懐疑的なようです。 けれども、長女の特性…

「今日どうだった?」と聞かれ困る人は、それが「コミュニケーション」だと気づいていない!?

遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。 今年もぼちぼちブログを更新していきたいと思います。 最近ツイッターでふと目についたツイがありました。 https://twitter.com/azako0310/status/683630335414816769

今年私が読んだ本(主に発達障害関係)で1年を振り返る

この1年は子どもに発達障害の診断がおり、「発達障害」とはなんぞや?と図書館で本を借りることや本を買うことが増えました。 また、いわゆる発達障害関連本だけではなく、これまで持っていた育児本も読み直しをし、自身の育児を見直すこともありました。 …

不登校気味、摂食障害となった中学生時代について「他者視点」・「自尊感情」から考える

知的発達に遅れのない自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠陥・多動性障害等の子どもたちの中には、思春期以降に自分のとりまく環境に対して二次障害等不適応的な状態(不登校・いじめ等)になる子がいると思います。 私も中学生時代に不登校気味・摂食障害…

発達支援に役立つおもちゃと人形遊び

もうすぐ、クリスマス。 年長長女と年少次女はサンタさんや祖父母から、自分が欲しいプレゼントがもらえるかどうかで毎日そわそわしています。 一方の私は発達障害のある娘たちの発達支援に役立つおもちゃや知育玩具が欲しい。 でも、子どもの夢はできるだけ…

子どもが進んで「お片づけ・おしたく」をしてくれるアプリ「できたよタイマー」

子どもの毎日の朝のおしたくやお片づけ等。 声かけ無しで始めたり、決められた時間までに終えることがなかなかできず、毎日「早くしてー!」と叫び、イライラしがち。 年長の長女は、朝のしたく表を使うことで、朝のおしたくを一通り覚えたようです。 ninono…

発達障害者の就職~職業訓練を経て一般就職した事例

ADHD(注意欠陥・多動性障害)を持つ若者が養護学校を卒業し、職業訓練を経て大手スーパーに契約社員で就職した話を聞く機会があったので、今回はこの話をご紹介したいと思います(個人が特定されぬよう一部曖昧な表現を使用しています。)。

発達障害者の「こだわり」を仕事・生き方へと繋げること

2013年5月に発表されたアメリカ精神医学会による『DSM5 精神疾患の診断と統計マニュアル』による、自閉症スペクトラム障害の診断基準は、AからEの5つの項目があります。 そのうち、「B」は、いわゆる「こだわり」に関わる基準です。

子どもの他害行為、子どもと一緒に解決法を考えてみた。

長女は週1回、英語教室に通っています。 先日、担当の先生に「長女がお友達を叩くことがある」との報告を受けました。 長女は、保育園でもお友達を叩くことがたまにあるため、頭を悩ませていたのですが、やはり英語教室でもそれは起こっていたのでした。

子どもを待たせる技術と母親の表情・応答が赤ちゃんに与える影響を調べる心理実験

集中して一気に片付けてしまいたいことがある時に、子どもに邪魔をされて、片付けたいことを中断しなければならない...。 このようなことは、乳幼児がいる家庭では日常茶飯事かもしれません。 けれども、日常的に「このタイミングで、どうしても片付けてしま…

児童デイサービスでの療育とその意義

現在、長女と次女は「児童発達支援事業=児童デイサービス」で療育を受けており、療育を始めて次女は11ヵ月、長女は半年経ちました。 今日は、娘たちが受けている日々の療育の具体的な内容と療育を始めてからこれまでを振り返り、療育を受けていることの意…

子どもの言葉の遅れの原因と作業療法

現在4歳になる次女は、今年2月に受けた発達検査の結果から言うと1歳程度の言葉の遅れがあります。 今のところ、通園する保育園では、言葉が下手なりにもお友だちとコミュニケーションは取れているようで、保育士さんには「お友達と仲良く遊べていますよ!…

夫に話が通じない原因〜目・耳からの情報の受取り方

以前、私たち夫婦の認知特性の違いからコミュニケーションが取りにくいといった話を書きました。 ninono0412.hatenablog.com ちなみに私たち夫婦の認知特性テストの結果は次のチャートの通りです。 (認知特性テストは次の書籍に掲載されていたものです〜医…

育児ストレスの解消法と夫婦間のいたわりと友愛

現状、夫は、毎日平均10時間程度勤務し、一方私は週20時間程度在宅で働いています。 そして、我が家の家事育児につき、9割程度を私が担当し、残り1割を夫が担当しています。 家事育児の負担の程度や、お互いの適正の問題から、私が家事育児の采配をふる…

今話題のヨシタケシンスケさんの絵本で育児にユーモアを!

ヨシタケシンスケさんの絵本が最近話題になっているようです。 意味不明すぎ、絵本「もうぬげない」がツイッターで話題 - NAVER まとめ もう ぬげない 作者: ヨシタケシンスケ 出版社/メーカー: ブロンズ新社 発売日: 2015/10/08 メディア: 単行本 この商品…

発達障害の孫に対する祖母の理解と考え

娘たちには、私の母、夫の母と2人の祖母がいます。 2人とも娘たちのことをとても可愛がってくれ、イベント毎にプレゼントも贈ってくれることもあり、娘たちはおばあちゃんのことが大好きです。 そんなおばあちゃんたちが、孫が発達障害だと知った時の話を…

長女の精神的な幼さは発達特性か、それとも赤ちゃんがえり?

ASD(自閉症スペクトラム症)と診断された長女が、個別療育*1に通い始めた頃の話。 個別療育では、基本的に長女が自由におもちゃを選び、遊ぶことができます。 今年の5月のある日に行われた個別療育で、長女は主に音を鳴らしたり、回転させることを目的…

軽度発達障害児をもつ親の障害受容

「障害受容」について考えさせられた出来事についてお話します。 ショッピングセンターへ出かけた際、長女がアンパンマンのショッピングカートをみつけ、嬉々としてとして乗り込みました(長女はASD(自閉症スペクトラム)の診断が出ています)。 ↓ショッ…

『発達障害と呼ばないで』〜"障害"ではなく"非定型発達"

本来、子どもの発達や成長というものは、一様なものではない。定型的と考えられている発達が絶対の基準というわけではない。 各人の発達プロセスは、それぞれの違いがあって当然であるし、一般に考えられている以上に、発達の仕方というものは個人差がある。…

子育ての基本は子どもを甘やかすこと。

次女に、そして長女に発達凸凹があることがわかってから約1年。 この1年は、発達障害について学習するために本を読み、そして専門家と繋がりを求めと、いろいろ情報収集しているうちに瞬く間に時は過ぎ、疲れを感じる暇もありませんでした。 ninono0412.ha…