にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

子どもの言葉の遅れの原因と作業療法

現在4歳になる次女は、今年2月に受けた発達検査の結果から言うと1歳程度の言葉の遅れがあります。 今のところ、通園する保育園では、言葉が下手なりにもお友だちとコミュニケーションは取れているようで、保育士さんには「お友達と仲良く遊べていますよ!…

夫に話が通じない原因〜目・耳からの情報の受取り方

以前、私たち夫婦の認知特性の違いからコミュニケーションが取りにくいといった話を書きました。 ninono0412.hatenablog.com ちなみに私たち夫婦の認知特性テストの結果は次のチャートの通りです。 (認知特性テストは次の書籍に掲載されていたものです〜医…

育児ストレスの解消法と夫婦間のいたわりと友愛

現状、夫は、毎日平均10時間程度勤務し、一方私は週20時間程度在宅で働いています。 そして、我が家の家事育児につき、9割程度を私が担当し、残り1割を夫が担当しています。 家事育児の負担の程度や、お互いの適正の問題から、私が家事育児の采配をふる…

今話題のヨシタケシンスケさんの絵本で育児にユーモアを!

ヨシタケシンスケさんの絵本が最近話題になっているようです。 意味不明すぎ、絵本「もうぬげない」がツイッターで話題 - NAVER まとめ もう ぬげない 作者: ヨシタケシンスケ 出版社/メーカー: ブロンズ新社 発売日: 2015/10/08 メディア: 単行本 この商品…

発達障害の孫に対する祖母の理解と考え

娘たちには、私の母、夫の母と2人の祖母がいます。 2人とも娘たちのことをとても可愛がってくれ、イベント毎にプレゼントも贈ってくれることもあり、娘たちはおばあちゃんのことが大好きです。 そんなおばあちゃんたちが、孫が発達障害だと知った時の話を…

長女の精神的な幼さは発達特性か、それとも赤ちゃんがえり?

ASD(自閉症スペクトラム症)と診断された長女が、個別療育*1に通い始めた頃の話。 個別療育では、基本的に長女が自由におもちゃを選び、遊ぶことができます。 今年の5月のある日に行われた個別療育で、長女は主に音を鳴らしたり、回転させることを目的…

軽度発達障害児をもつ親の障害受容

「障害受容」について考えさせられた出来事についてお話します。 ショッピングセンターへ出かけた際、長女がアンパンマンのショッピングカートをみつけ、嬉々としてとして乗り込みました(長女はASD(自閉症スペクトラム)の診断が出ています)。 ↓ショッ…

『発達障害と呼ばないで』〜"障害"ではなく"非定型発達"

本来、子どもの発達や成長というものは、一様なものではない。定型的と考えられている発達が絶対の基準というわけではない。 各人の発達プロセスは、それぞれの違いがあって当然であるし、一般に考えられている以上に、発達の仕方というものは個人差がある。…

子育ての基本は子どもを甘やかすこと。

次女に、そして長女に発達凸凹があることがわかってから約1年。 この1年は、発達障害について学習するために本を読み、そして専門家と繋がりを求めと、いろいろ情報収集しているうちに瞬く間に時は過ぎ、疲れを感じる暇もありませんでした。 ninono0412.ha…

アナログゲームでコミュニケーション療育〜ねことねずみの大レース

長女は、コミュニケーションスキルに乏しく、自分の気持ちを相手に伝えることも、他人の気持ちを想像することも不得手です。 さらに、感情のコントロールも難しく、見通しがつかなかったり、自分の思うとおりにならないと、不安や怒りを感じやすく、トラブル…

子どもの「指しゃぶり」の原因を考える

現在、年長の長女は「指しゃぶり」を日常的にしています。 寝る時、待ち時間で手持ちぶさたな時等、基本的に行動がとまっている時に「指しゃぶり」をしていることが多い。 なんとか、止めさせたいと思い、以前苦味がするマニキュアを購入し、長女の指に塗り…

子どもに謝ることができない自分と自尊心の問題

定期的に通っている大学の発達心理相談室での出来事。 「子どもに対して失敗しちゃったな〜と感じるようなことをした時、子どもに謝っている?」 と教授に聞かれました。 日常生活で起きた些細な失敗について謝ることは度々あります。 その一方で、子どもの…

発達障害児の出来ることと出来ないことの違いはわかりにくい

長女は、最近以前に比べ、イライラしているようです。 家庭でも、日常のちょっとしたこと(「ご飯食べるよ。」「今日は寒いからズボンをはいたら?」等)で、 「なんで!(怒)」「もう!(怒)」「はぁ!(ため息)」 と、万事この調子。 長女の苛立ちの原…

発達障害児の他害行為を防ぐために周囲ができること

近頃、長女は、保育園で「ちょっとしたことでお友達に手が出る(他害行為)」ため、なるべく保育士が近くにいるように配慮されているようです。 家でも、次女との喧嘩が多くなり、その度に叩いたり、つねったりするので、大きな喧嘩に発展しがちです。 本当…

「子どもの気持ちを受け入れる」前段階として、「子どもの気持ちに注目する」ということ

2週間に1度、姉妹二人を連れて、大学の臨床発達心理相談室へ通っています。 面談では主に、私が長女に対して日頃イライラしがちなところ、長女の健やかな成長を促すには、長女にどのような接し方をすれば良いか、担当教授からアドバイスを受けています。 …

子どもの認知特性を知る〜認知の優位性を理解し、子育て・学習に活かすには

前記事では私たち夫婦が行った認知特性テストから、 「お互いの物事を理解したり、表現する方法が異なるがゆえに、コミュニケーションを円滑にとれない場合がある」 ということについて考察しました。 ★認知特性→外界からの情報を頭の中で理解したり、整理し…

認知特性の違いから話が噛み合わない夫婦〜視覚優位な妻VS言語及び聴覚優位な夫

ツイッターのフォロワーさんとの会話で、過去の記憶について話す時に、頭には何が浮かぶかという話をしたことがあります。 私は過去の記憶は、脳内で一枚の写真が浮かぶか、映像で再現されます。 当然、他人も同様に過去の記憶が脳内で映像によって再現され…

毎日の生活にABAを〜発達障害児の家庭療育に求められるもの

娘たちが発達障害と診断されてから、発達障害児の療育について調べ、家庭内でも娘たちの発達の手助けになるよう「声かけ」等に気をつけています(主に後述するshizuさんの本を参考にしています)。 けれども、本やネットでいろいろ調べ、実践した療育法等が…

文房具の整理整頓〜片付けられない発達障害児

子どもたちが普段使う文房具は、基本一つの引き出しにしまっています。 その引き出しは、仕切りがないため、いつもぐちゃぐちゃで、何があるのか、何が片付けられていないのかさっぱりわからない状態...。 頻繁に文房具がなくなります。 長女が勉強を始めて…

トークンシステムと朝のしたく表〜ついでに算数のお勉強も。

約1カ月前、長女のために朝のしたく表を作成しました。 始めは、長女が朝のしたく表の存在を覚えられず、こちらがしたく表を使うよう促す毎日...。 それでも、使い続けるうちに、朝のしたくが身につき、 したく表を使わずに、準備を進めることができるよう…

就学先は特別支援学級か通常学級か〜支援教育有名校見学と受入校面談編

前回の記事では、長女の指定学区の学校見学を行ったところまでの話でした。 就学先は特別支援学級か通常学級か〜指定学区学校見学編 - にののシステム科学講座 特別支援教育有名校の見学 自宅から車でそう遠くないところに、全校生徒280人程度のS小学校…

就学先は特別支援学級か通常学級か〜指定学区学校見学編

長女は自閉症スペクトラム障害(ASD)と診断されています。 現在、その長女を、特別支援学級に入学すべきか、通常学級に入学すべきか非常に悩んでいます。 長女は、保健センターでの健診、発達相談を、全て問題なしでスルーしており、その障害の程度がい…

言葉を「字義通り」に捉える長女〜自閉症スペクトラム障害の一特性

「コミュニケーション」は、 ①「言語的コミュニケーション」 ②「非言語的コミュニケーション」 の二つが組み合わさることで成り立つことが多いと思います。

自然体の子ども写真〜記念撮影は屋外で

百日、1歳記念、七五三等、子どもの成長の節目には記念写真を撮影したいものです。 我が家も、長女が産まれて以後、機会を見つけて写真スタジオ等に撮影をお願いしてきました。 けれども、撮影時は、一瞬たりともじっとしていられない子どもたち。 カメラマ…

自他の境界を明確にしたら、夫に不満を持たれた理由

夫は特性から「察する」ことはできない人だと理解して以来、私も夫に関することは「察しない」ことにした。「私はしているのに夫はしていない」という発想に取り込まれてしまうから。結果、夫は私に察して貰えないことにとんと気づかず、気分を害することさ…

発達障害児の体幹と座る姿勢〜ピントキッズを購入する!

長女は、病院で作業療法を受けています。 作業療法士に長女を診てもらうまで、長女に作業療法が必要だとは、ついぞ思ったことがありませんでした。 けれども、長女は、腹筋が弱く、かつ、座る姿勢に問題があるそうです。

子どもの朝のしたく表を作った!〜朝の準備をスムーズに

毎朝、起きてから保育園へ出発するまで、娘たちは私の指示なしで「朝のしたく」を進めることができません。 毎日同じことのの繰り返しに過ぎないことを、鸚鵡のように娘たちへ言って聞かせるのは正直骨が折れると思っていたところ、ツイッター及び下記のブロ…

私が発達障害の診断を精神科医へ依頼した顛末記

平成27年2月、私は精神科医へ自ら発達障害の診断を依頼しました。 娘の主治医によると、昨今私のように、自分の発達障害の可能性を疑って、受診をする成人が増加傾向にあるとのことです。 今回の記事では、依頼の動機から診断に至るまでの経緯を、備忘録…

夫のマザコン疑惑〜夫が「家族」を自分の家族と意識できるまで

夫と結婚して11年目になりました。 時が経つのは早いものです。 そして、実感するのは新婚当初に比べ喧嘩が減ったということです。 これは、今年に入って私とそして夫が、それぞれの発達凸凹の特性を理解し、夫婦双方がトラブルを起こしがちな行動、思考を…

自身のマイノリティ性を理解し、それをマジョリティへ発信するには

今でこそ「発達障害児の親」という意味では、自分は「マイノリティ」と公言できるかもしれないけど、私には、社会的に明らかにマイノリティと言える属性は特段ない方だと思います。 にも関わらず、私は幼い頃から、私は「自分の属する集団の中ではマイノリテ…

想像力の欠如から、他人の気持ちがわからない

発達障害特性の一つとして「想像力の欠如」があります。 この特性は、日常生活や社会生活の様々な場面で、本人の困り事を増やす原因になりがちです。 長女は、5歳10カ月に受けた発達検査から、左右等の認識力が3〜4歳程度と劣っていることがわかってお…

夫婦間における「察する」とは〜発達凸凹夫婦の場合

先日次のようなツイをしたところ、関心を示してくれた方が多いのに驚きました。それぞれのご家庭でいろいろ感じることがあるのでしょう。 夫は特性から「察する」ことはできない人だと理解して以来、私も夫に関することは「察しない」ことにした。「私はして…

発達障害児の児童デイサービス及び放課後等デイサービスの選び方

次女がADHDと診断された時、医師から病院併設の児童デイサービス(以下「児童デイ」といいます。)へ通所し、療育を行うことを勧められました。 どのような形態なのか尋ねたところ、母子で週1〜2回程度、1時間の個別または小グループで療育をするとの…

発達障害児の相談経路〜我が子の発達に疑問を持った時どこに相談するのか

我が子の発達について初めて心配した時に、はじめから相談機関を具体的に知っている方は少ないと思います。 そこで、今回は、我が子の発達障害に関する相談経路及び居住する自治体の相談機関等についてお話したいと思います。 長女は自閉症スペクトラム(A…

長女がASDとの診断に至るまで

☆今回のブログは備忘録です。 病院等への予約(長女5歳8カ月、平成27年1月7日) 次女を児童精神科医に一度診せた経験から、児童精神科医に対するハードルが下がった私は長女も児童精神科医へ診せることにしました。 病院は次女が2回目に行った病院と同じで、今…

次女が「ADHD」との診断に至るまで

*今回のブログは備忘録です。 それまで、夫が「アスペルガー」ではないかと疑い、本で調べた経験があったけれども、自分の子どもが発達障害であるとは考えたこともなく、大きな意味では、子どもたちの育児に困難を感じていませんでしたし(これには後述する…

胸の奥深くにしまわれた記憶の爆弾〜『言の葉の庭』を見て

アニメーション映画『言の葉の庭』*1を観た。 ☆ネタバレ注意☆ 新海誠監督の作品は初めて観たけれど、とても映像が綺麗で、それだけにリアルさがある映画だと思う。 言の葉の庭新海誠ロマンス¥2000 同作品には、ある理由で出社拒否となった女性ユキノが出てく…

ASD長女の家庭学習〜「国際バカロレア」そして療育

はじめに 私は、親の経済的協力を得て、大学まで進学しましたが、親から普段の勉強について一切干渉されたことはなく、ほぼ放置されていました。 そのため、通塾した経験も殆どなく、家庭教師を頼んだこともありません。 地方都市に住んでいたこともあり、通…

ASD傾向があって良かったと思うことはあるのか?

はじめに 表題をテーマに思考を巡らすと何かポジティブな発見があるかもしれない可能性にかけて、このお題に挑戦しようと思います。 と言いつつ、このテーマについては、かれこれ5日間程度考えています。 何故ならASD(「自閉症スペクトラム症)傾向があ…

私にとっての「ママ友」

長女が産まれた時(平成21年春) 私は、約1年間の育休という限定された期間の中でやってみたいことがいろいろありましたが、中でも強い関心を持っていたことは「ママ友」作りです。 あまり深くは考えず「ママ友」がいた方が"リア充"になれると考えてました。…

はじめに〜「にのの」の家族について

このブログに主に登場する人物 〜ブログの内容理解にお役立て下さい〜 ① 私こと「にのの」→ASD傾向あり。発達障害の特性 により、過去はそこそこ「困り感」を抱えていたが環境調整により、現在は日常生活内で大きな困り感はない。 主に在宅でぼちぼち働いて…