にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

ADHD

生活を大きく変えたインチュニブの意外な効果〜小3長女の場合

長女はストラテラを約3カ月間服薬した後、コンサータに薬を変えました。 ストラテラからコンサータへ薬を変更した理由は大きな効果がなかったからです。 けれども、コンサータも長女の困り感を解消するような効果はありませんでした。 夫の困り感は劇的に解…

夫のコンサータ服薬効果と家族への影響

夫がコンサータの服薬を始め数カ月が経ちました。 幸い副作用がなく夫のQOL(生活の質)は大きくあがりました。 コンサータの効果が効いている時は、特性から凹んでいる部分がカバーされるためか、夫は以前と比べ充実した時間を過ごしているようです。 また、…

ADHDの子どものとっさの嘘と嘘をつく理由

娘たちは不注意の傾向があるため、忘れ物対策は常に講じています。 毎日のやるべきことについては紙に書いて壁に張り、それでも忘れるので大事なことは何度も注意喚起をする等していますが、それでも忘れ物はします…。 忘れ物しないためには私が全て隅々まで…

夫が初めてADHD治療薬コンサータを服薬した日

詳細は省きますが、どっちが良い悪いは置いといて私たち夫婦の関係は夫の発達凸凹を原因としてあまり上手くいってはいませんでした。 いろいろ話し合いを重ねたこともあったけれど、関係は改善されることはなく悪化するばかり。 最後の手段として夫は受診し…

発達障害児の中学受験と自立支援

現在小2の長女(ASD&ADHDの診断あり)について中学受験を考えています。 まだ時期も時期なので学校見学もまだですし、本人が私立中学とは何かをさっぱり理解していない(汗)ので、実際に中学受験するかどうかは未定の段階。 それでも、本当に中学受…

次女の卒園〜元気で明るく育つのが一番です

先日、次女の卒園式がありました。 次女がこの保育園に入園したのは、ちょうどADHDの傾向があると病院で診断されたばかりの頃です。 そのため、この保育園と次女との思い出は発達障害の診断とセットになりがちなのが残念。 「保育園に入った頃はこんなに…

ADHDとASDの併存〜実行機能の障害からドッチボールでヘマをする

先日、帰宅した2年生長女が「学校であった悲しいこと」を話してくれました。 体育の授業でクラス対抗でドッチボールをした。 そのゲームでは、チーム全員が投球するとプラスポイントがつくというルールがあったのでチーム全員が投球しようというクラス内の…

インチュニブ増量の効果と聴覚過敏

次女がインチュニブの服薬を初めて早数か月。 最近の服薬に関する状況について書きます。 次女のインチュニブ開始用量は1mgでした。 次女の体重(約20㎏)によって定められた「用法・用量」は次の通りです。 ・開始用量 1mg ・維持用量 1mg ・最…

インチュニブ2週目の効果

とうとうインチュニブ(ADHD治療薬)服用開始から2週間が経ちました。 とは言っても1週目を過ぎても、家庭では大きな変化はみられず事細かに次女の様子を見る意欲は格段に失せましたww(←おい!) 保育園担任の話 服薬後の次女の保育園の様子を次女の担…

日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査&日本感覚統合インベントリー

先日次女が「日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査」を受けました。 作業療法の訓練内容に反映させるために年に1~2回受けています。 この検査は、感覚運動、言語、非言語的認知能力など、発達全般にわたる全26項目の評価項目によりなる就学前幼児(2歳…

インチュニブ1週目

次女がインチュニブ(ADHD治療薬)の服用を始めて1週間が経ったのでその経過について書きます。 1日目 インチュニブは「傾眠」(眠気が出る)の副作用があるため、1日1度の服薬は夕食後です。 そのため、服薬1日目と言うのはこの記事では服薬開始日の翌日と…

6歳の子がインチュニブ(ADHD治療薬)飲み始めました

次女(ADHD診断あり)が6歳になりインチュニブを飲み始めました。 ①何故服薬することになったのか ②インチュニブはどんな薬? ③服薬後の本人の変化(次回以降に書きます) 等について書いていこうと思います。 ★目次★ 成長と共に特性の表れ方が目立ってき…

朝の準備ができないADHDな次女に「朝のしたく表」再び...

お久しぶりです。 久しぶりの記事更新。 今回は、ここ1カ月でメキメキと困り事が増えてきた次女(ADHDの診断有)についてです。 次女は年長になり、就学を意識せざる得ない年齢となりました。 ところが、 ・友だちと上手く遊べない。 ・ルーティンワー…

通常級&通級へ就学予定のADHD次女の就学前スケジュール

とうとう次女の入学まであと1年…。 一斉指示が通らない、刺激に弱く集中力に欠ける、言語能力が凹等多々不安な面がある次女。 今のところは通常級&通級に就学予定です。

次女が「ADHD」との診断に至るまで

*今回のブログは備忘録です。 それまで、夫が「アスペルガー」ではないかと疑い、本で調べた経験があったけれども、自分の子どもが発達障害であるとは考えたこともなく、大きな意味では、子どもたちの育児に困難を感じていませんでしたし(これには後述する…